鉄道模型について

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■鉄道模型について

鉄道模型は指先でつまめるようなサイズのものから、実物の数分の一で、乗用台車を牽引して跨って乗れる程度のものまであります。 実物のように動作をするものを一般的に鉄道模型と呼びますが、高価な趣味から一般に普及するにつれて、庶民の住宅事情を反映し小サイズの模型がより普及しました。
遊戯施設などで標準的な鉄道の1/3サイズで製作され、客車の内部に乗車できるもの(英国:ロムニー鉄道、日本:伊豆修善寺虹の郷)や、 車両の実物大試作モックアップなども模型的ではありますが、一般的にはこれらは鉄道模型では無いとされています。
また、プラモデルや置物などのような走行させることができない模型は、鉄道模型とは区別されています。
鉄道発祥の地である欧米では標準軌(1435mm)の鉄道が一般的であるのに対し、日本の鉄道では狭軌(1067mm)が一般的でないので、 同一スケール(縮尺)で模型化すると両者の軌間や車輪の幅が異なってしまい、両者を同一スケールで併用する際には軌間の異なる模型線路を用意することになります。
同一国内でも、日本の標準軌路線である新幹線(および一部私鉄線)や、狭軌の在来線のように異なる軌間の鉄道が存在する場合は同じことがいえます。 これは経済的に貧しい状況において、一つの模型線路で両者を混在させたいと考える愛好者および、模型メーカーにとって大きな問題でした。
また、スケールどおりに模型化することが技術的に困難な状況において、これらの問題を解決するために、車両のスケールを少しずつ変えて模型化することが行なわれてきました。
このような、一つの模型線路において異なるスケールの列車模型を混在させる方法は日本以外でも存在しました。
スケール通りに各種の模型線路が発売されるような経済状況になり、かつ加工技術が向上してくると、一つの模型線路だけでは愛好者を満足させることは難しくなり、スケールどおりの列車模型も模型化されはじめています。

鉄道模型HOゲージ



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